平成26年2月15日(土)、盛岡市のホテルルイズにおいて、若手経営者等連携促進フォーラムを開催。
フォーラムでは、青年部研究成果発表及びグループディスカッションを行った。
青年部研究成果発表では、岩手塾~岩手を学ぶ会~から、平成19年4月に設立してから今日までの活動状況等について発表。会員同士の交流や勉強会をはじめ、ブログの開設、県内観光ツアーの企画、コラボ商品開発など、精力的に活動を展開している。
岩手塾は今年1月11日に上野喜晴前岩手県副知事を招いて勉強会を開催し、復興の取組状況と今後の展望について学び、復興に向けてこれから何をすべきか意見交換した内容について発表した。
グループディスカッションでは参加者29名を4グループに分け、ゲスト4名をコーディネーターに、下記の2テーマについて意見交換を行った。
①「県内産業の現状とこれから5年後、10年後の岩手」
②「中小企業振興の役割を果たす人材の獲得をどう考えるか」
①について、「岩手県には魅力・資源が豊富にあるが、情報発信が下手。価値を認識・再確認し、情報発信の方法を考える必要がある」、「これからは国内だけの競争ではなく、海外との競争という意識を持たなければならない」といった意見が出された。
②について、「人材育成は必要なことだが、技術職の場合、新卒者より即戦力を必要とするため、現実的に育成は難しい」、「若手の育成にシニア層を活用してはどうか」、「大学、行政、企業が連携し、学生と企業が交流する場を創ってはどうか」といった意見が出された。
最後に、14日夜から15日にかけて、関東地方では記録的な大雪に見舞われ、JRのダイヤが大幅に乱れていた中、会場に駆けつけた4名のゲストに対し、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。